~明日を生き抜くために支援金を貰おう~
最近のニュース番組では、「助成金」や「給付金」と言った支援金の話をよく耳にします。
耳にするものの「支援金って何があるの?」、「そもそも違いが分からない。」といった声も聞かれます。
この記事では支援金の違い、政府が打ち出したで政策を厳選してお届けしていきます。
支援金の違いを教えて!
今回は、「給付金」・「助成金」・「補助金」についてお伝えします。
給付金
条件を満たした方であれば誰でも貰えるお金です。
返済不要のお金で申請するだけで受給できる支援金になっています。
助成金
厚生労働省の管轄で主に、雇用の増加、人材育成などの雇用関係を支援するためのお金です。
条件を満たしたうえで申請を行えば、返済不要のお金が貰えます。
助成金のデメリットとしては、申請してから取得までに長い時間が掛かってしまう点です。
多くの場合が申請してから貰えるまで、1年から1年半が掛かります。
そのため、お金が急ぎで欲しいという方には向いていないでしょう。
補助金
経済産業省が管轄で主に国の政策に見合った事業者を支援するためのお金です。
予算と件数は既に決まっており、一定期間の間で応募者を募って審査をします。
その審査が通った者のみ、支援金を受け取ることが出来ます。
また、金額に関しては、助成金と比べると高い傾向にあります。
注意点
ちなみに助成金と補助金は、後払いという形になります。
これは、先に事業のお金を支払った後に申請し、許可が下りた場合に支給されるので注意しましょう。
新型コロナウイルスに伴う、緊急経済対策
ここでは、経済支援対策を、いくつかピックアップしてご紹介させて頂きます。
①特別定額給付金
政府が12兆8803億をつぎ込み、国民に一律で現金10万円の支給を行う政策です。
対象者は基準日(令和2年4月27日)において住民基本台帳に記載された方です。
これは、生活保護利用者やDVで避難している方も対象になります。
生活保護利用者に関しては、厚生労働省は収入認定にはしないと取り決めました。
これにより、懸念されていた毎月の保護費からの差し引きという問題はなくなったので、安心して給付金の申請をして下さい。
次にDVからシェルターに避難している方になります。
こちらは、現在、暮らしている市区町村に申請を出すことによって給付金を受け取ることができます。
また、子連れの方に関しては、お子さんの給付金も受け取ることが出来ます。
問題点
ちなみに助成金と補助金は、後払いという形になります。
これは、先に事業のお金を支払った後に申請し、許可が下りた場合に支給されるので注意しましょう。
②雇用調整助成金
経済的な理由によって、事業の縮小を余儀なくされた事業主に対して、従業員の給料等の一部を国が助成する制度です。
現在、新型コロナウイルスの影響により、手続きの簡素化、条件を満たした場合に1人1日あたりの助成金額を8330円まで引き上げる等と言った特例が認められるようになりました。
また、安倍首相は11日の参院予算委員会で、日額を15000円程度まで引き上げる方針を明らかにしました。
日を重ねるごとに特例に変更点が出てくると考えられるので、事業主の方々は用心深く
政府の動向をチェックして下さい。
問題点
雇用調整助成金で一番の問題点は申請に長い時間を要する点です。
従来は申請から給付までに2カ月程度掛かるところを、特例により1カ月に縮めると発表しましたが、既に苦しい状況が続いている事業主の方々からしてみれば酷な状況です。
③特別家賃支援給付金
新型コロナウイルスの影響により、売り上げが落ち込んだ、企業・個人事業主に最大で600万円の助成金を支給する政策です。
5月25日に安倍首相は新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでいる、中小企業、個人事業主に対して家賃の補助を一部行うと表明しました。
対象は下記の通りになります。
・今年の5月から12月までの売上が、去年と比較した際に、ひと月で50%の減少。
・連続3カ月で売上が30%以上の減少。
賃料に関しては、3分の2に相当する額が支給されます。
上限額は、中小企業にひと月50万円、個人事業主にひと月25万円を最大半年分支給するとされています。
また、複数の店舗を経営している場合、中小企業にひと月100万円、個人事業主にひと月50万に引き上げると発表しました。
既に、「持続化給付金」を申請・支給されている方であっても条件次第では併用が可能になります。
問題点
売り上げ台帳など、多くの書類を準備する必要があるため、「持続化給付金」と比べた際に審査期間が長くなる可能性があるのが懸念される点です。
現段階では、支給日を7月からの開始予定で政府は調整していますが、状況次第では延期する可能性が考えられます。
苦しい状況が続く、企業、個人事業主の方々のためにも早期の支給を願うばかりです。
この記事のまとめ
この記事では、支援金の違いと制度をピックアップしてお伝えしました。
この他にも支援金制度がいくつか存在していますので、自分がどの制度に該当するのかをしっかりと調べて必ず貰えるようにして下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=RfBKroxWL80
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